ハノイのイケメンホテル「Hong Ngoc Hotel 1」@ハノイ/ベトナム

世界旅行者がラオカイの駅から夜行寝台列車(ただし、クーラーなし)でハノイ駅に着いたのが、まだ暗い、午前4時だった。
こんな時間だと動きが取れないと思うだろうが、欧米人バックパッカーたちは、駅前に押し寄せていたバイタクやシクロに次々に乗って、あっという間に消えてしまう。
とにかく明るくなるまで、駅の待合室で時間を潰し、町が動き始めたころホアンキエム湖の北にある安宿街へと歩き出す。
ちゃんと冷房の効いた部屋で寝なおさないと、身体がボロボロになる感じがする。
「South-East Asia on a Shoestring」の地図を見ながら、早朝のハノイをずんずんと歩く。
ガイドブックでホテルをチェックすると、安宿街に行く途中に、「Hong Ngoc Hotel
1」(34 Pho Hong Manh)というのが見つかる。
しかも、ミッドレンジ(中級ホテル)のトップに紹介してある。
「Lonely Planet」で最初に紹介してあるという意味は、確実に評判がいいということ。
朝早いので、開いてないかとも思ったが、ホアンキエム湖の安宿街へ行く途中にあるので、寄ってみた。
と、ちゃんと人がいて、受け答えも気持ちがいい。
部屋を見せてもらうと、オーストラリア人がチェックアウトしたばかりの部屋があるとのこと。
見せてもらうと、家具が重々しくてなかなか感じがいい。
ホテルスタッフも、適当に冗談好きだし、話が面白く、服装も清潔で、イケメン揃いだ。
305号室、ダブルベッドの部屋で、クーラー、シャワー、トイレ付き。
朝食がついて、シングルで25ドル。
朝食付きとはもちろん、宿泊した翌朝の朝食が含まれるという意味だ。
そこを交渉して、今朝の朝食も付けさせる。
これは、ベトナム風の熱い麺と、洋風のトースト、コーヒー、卵、ソーセージまである、かなり本格的なものだ♪
うれしい…。
スタッフは「日本女性も泊まってますよ」と言う。
が、それは、ホテルが客引きのためによく使う言葉なので、適当に聞き流す。
しかしイヤに勉強熱心で、日本語で「愛しています」、「あなたはきれいですね」、「キスしたいです」をなんと言うかと(もちろん英語で)質問してくる。
僕も(ちょっとは、変な言葉を教えようかと思わないこともなかったが、)まじめに答えてあげた。
そして翌朝、朝食時間に、下へ降りると、日本女性が二人いたよ!
雰囲気は、ちゃんとしたOLさんという感じだった。
「昨日戻ってきたら、ホテルのスタッフが、日本語で愛していますとか、キレイですねとか、キスしたいです、と言ってたのは、あなたが教えたの!」と、話が盛り上がった。
なかなか、いいホテルだったね。
【写真】世界旅行者が、ホンニョックホテルのダブルベッドで、なぜか裸で寝ている。
【旅行哲学】ハノイにはイケメンが多い。
この話 http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20040527
