「9・18歴史博物館」@瀋陽(奉天)/遼寧省/中国

「9・18歴史博物館」前にて
瀋陽駅から中山広場までバックパックを背負って歩いて約10分。
遼寧賓館へ行くと、260元のシングルの部屋が満室だそうで、380元のツイン、349号室へチェックイン。
明日シングルへ移る約束をする。
部屋は中山広場に面している。
天井も高く、部屋の配色もいい感じに内装を新しくしてある。
しかし、洗面所のタップの取り付けが甘くて、少し動くのがさすが中国らしいところだ。
翌朝、部屋を移ろうかと考えたが、それだと昼まで動きが取れない。
同じ部屋に泊まることにして、とっととタクシーに乗り、「9・18歴史博物館」へ行く(遼寧賓館から、タクシー代15元)。
入場券が20元だが、一緒にやっている特別展の切符までまとめて渡されて、これが3元。
この特別展というのが、毛沢東主席のバッジの展示だった。
カレンダー型の博物館(これが旧館らしい)の写真を取っていたら、軍隊が行進してきて一緒になってしまったのが面倒だった。
この裏にもっと大きな新館があって、そちらがメインだ。

この博物館はもちろん、柳条湖の満鉄線を関東軍が爆破し、それを口実に北大営を攻撃し、続いて満州一帯を占領し、満州国を成立させた日本の侵略行為、いわゆる満州事変を糾弾する博物館だ。
興味深かったのは、抗日馬賊の馬占山や、抗日バルチザンの金日成を見つけたところ。
人体実験の731部隊の生体実験の展示もあった。
外に出ると、ソビエトのT−34戦車の残骸が置いてあったよ。
ここから、タクシーで「瀋陽故宮博物院」へ行きました(11元)。
【写真】「9・18歴史博物館」
【旅行哲学】反日宣伝だけの、ひどいものを予想していったが、それほどひどい反日展示でもなかったね。