アヤソフィア@イスタンブール/トルコ
イスタンブールのスルタンアフメット地区、ここの安宿街に泊まって、アヤソフィアとブルーモスクを見に行って、5分と1人静かに歴史を感じることは出来ない。
というのは、トルコ人の客引きが、次々と流暢な日本語で話しかけてくるから…。
話しかけられて、「忙しいから」と返事をしても、絶対に彼らから逃げられない。
「私のおじさんが、春日部(こういうマニアックな地名を出す)でトルコ料理店をやってるんですよ」と続く。
返事をしたら、話をやめることは出来ないので、無視すればいいかというと、普通の日本人には無理だ。
だって彼らは、毎日何人も日本人に話しかけているので、プロなんだから(笑)。
ただ道を歩いていて、「こんにちわー」と声をかけられる。
ウザッタイので無視すると、「貧乏人!」などと悪口を言って、詐欺師仲間で大笑いする(涙)。
まあとにかく、イスタンブールのスルタンアフメット地区では、日本人はいいカモだ。
僕が1988年に行った時は、まだまだ素朴な感じだったが、1996年はもう日本人だらけで、疲れたね。
イスタンブールには、トルコ人に引っかかった日本女性がウジャウジャいる。
彼女らは、セックスするために、イスタンブール通いをして、日本人旅行者を食い物にしている。
「トルコ大好き」とは、「トルコ人とのエッチが忘れられない」というだけなので、トルコ好きの日本女性を信用してはいけない。
信用していると、いつのまにか、高額な絨毯を売りつけられたり、ボッタクリ旅行社のツアーに放り込まれていることになるよ。
また、イスタンブールでは日本人の旅行者と親しくなって、薬物を飲ませて、眠らせて金品を取る「睡眠薬泥棒」もいるよ。
僕は、その犠牲者のカップルに直接会って話したことがあるけどね。
彼らは本当に死にかけていたんだから…。
まあ、日本人は一度ちょっと親しくなった人から飲み物や食べ物を勧められると、断れないんだよね。
特に旅行初心者の日本人は、「旅先で現地の人と個人的な友達になる」などという、日本の馬鹿旅行記が広めた嘘を信じているから…。
世界旅行者は、強く警告しておきますが、イスタンブール、シェムリアップ、バリ島で日本語で話しかけてくる人間からは走って逃げるように。
まあ、海外で外国人から日本語で話しかけられたら、絶対に、詐欺師か泥棒か、強盗か、強姦魔だと思っておいた方がいいでしょう。
僕はイスタンブールの食事は大好きなんだけれども、アジア横断をした時に、イスタンブールまで行く気がなかった。
その大きな理由が、イスタンブールの客引きや日本人に会うのが、疲れるからだったよ。
【写真】アヤソフィアの前の世界旅行者
【旅行哲学】イスタンブールは、日本語ペラペラの客引きさえいなければとても気持ちがいいんだが。
この話 http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20040502
