シンカフェの朝の賑わい@シンカフェ/ホーチミンシティ/ベトナム

ベトナム、ホーチミンシティ、ファングーラオ通り、そこからちょっと入ったデタム通り、これがバックパッカーストリートだ。

ここには、安宿、安食堂、旅行代理店、本屋、洗濯屋、コンビニなど、バックパッカーに必要なすべてのものが揃っている。
ちょうど、バンコクのカオサン通りみたいなところなんだね。

ただカオサンと同じように、別にこの付近に見所があるというわけではないよ。
バックパッカーが集まっているという理由は、ここら付近が他に使い道のない、つまらない場所だったってことなんだからさ。

ホーチミンシティの見所と言えば、旧大統領官邸、戦争博物館、ドンコイ通り、ベンタイン市場、マジェスティックホテル、中央郵便局なんか。
全部ドンコイ通りの方にあるんだからね。

僕はファングーラオからドンコイ通りまで平気で歩いていたが、歩き慣れてない人だと、ちょっと疲れるかもしれない。
かといって、シクロに乗ると必ずぼったくられるだろう。
バスに乗れば、スリが待ってると思う。

バックパッカーでなければ(普通の日本人は本格的なバックパッカーではない)、ドンコイ通りの中級ホテルに泊まればいい。
観光のポイントも近くだし、そのホテルでツアーの手配なんかしてくれるから、そちらの方が楽だと思うよ。

僕が1994年にホーチミンシティにいたときは、ドンコイ通りからちょっと入った「サイゴンホテル」に泊まってた。
そのころは、ドンコイ通りに脚のない物乞いさんがいたり、店にはニセモノのローレックスやジッポー、いい加減な万年筆など、いろんな怪しげなものを売ってたね。

2002年に再訪した時は、表面上は怪しいものはなかった。
ただ、安宿街にはバッタもののCDや「Lonely Planet」のコピー商品なんか売ってたよ。

それはそれとして、安宿街にドンと店を構える「シンカフェ」。
ここは、市内ツアーから、メコンデルタツアー、クチトンネルツアー、ありとあらゆるツアーを催行している。

またもちろん、カンボジアへの国境越えのバスも運行しているし、ベトナム各地への鉄道やバスの切符も売っている。
特に朝になると、いろんなバスが次々とやってくる。

旅行者はシンカフェの前で自分のバスが来るのを待って、大賑わいだ(笑)。
僕は翌日のカンボジア行きのバスがどういうものか、チェックにやってきてた。

あまりの混雑なので、面白がって写真を撮ったら、「なにをしているんだ!」と、ちょっとにらまれちゃったよ。

【写真】シンカフェ前の朝の混雑
【旅行哲学】ホーチミンシティに来たらシンカフェに行けばすべて解決。
シンカフェのサイト http://www.sinhcafevn.com/
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050227