シャー・ファイサル・モスク@イスラマバード/パキスタン
ギルギットからコースターという中型バスでラワルピンディへ到着したのが朝だ。
カシュガルから一緒だった香港人のカップルとバスを降りたところで別れた。
彼らはイスラマバードのインド大使館へ行って、ビザを取ってインドへ行くとか。
僕はギルギットのバスオフィスで会ったフランス人の会計士チェリッシュ君と2人で、駅の近くのサダルバザールへ。
ホテルを捜してうろうろしたが、結局ニューカムランホテルに決める。
午後になって待ち合わせをして、2人でイスラマバードへ行く。
まずはマイクロバスに乗って、なんとなくイスラマバードと感じられるところで降りる。
PTDCのインフォメーションへ行って、「シャーファイサルモスク」への行き方を聞き、いかにもパキスタンという大型派手派手バスに乗ると、なんとなくモスクへ着いてしまった。
非常に近代的なモスクで、世界最大?との話だ(でも、確かジャカルタにあるのが世界最大じゃなかったかな?)。
足許は総大理石で、建物の中はそれほど大きくはないが、その周囲の屋根のない部分がダラーンと広くて、そこに人が集まるとこれはすごい人数を収容できると思う。
ここで、チェリッシュ君に写真を一枚取ってもらいました。
2人でバスに乗ったら、イヤに親切にするパキスタン人男性に捕まる。
チェリッシュは丁寧に応対していたが、結局は「フランスに行きたいのでビザのスポンサーになって欲しい」という話。
タクシーでとっととホテルへ戻って、けっこう大きなチキン屋さんで一緒に食事をする。
僕は「発展途上国で人が親切なのは、下心があるからさ」と説経してあげたよ。

【写真】シャー・ファイサル・モスクの前に立つ世界旅行者
【旅行哲学】欧米人の中にも、知的で繊細な人はいる。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20040919