フエの王宮にて@フエ/ベトナム

ハノイからの夜行寝台列車でフエに着き、有名な日本人宿「ビンジュアン」に部屋を決める。
すると世界旅行者は、すぐにフエの王宮へ行こうと考えるわけだ。
フエは1802年から1945年まで、ベトナムの阮(グエン)朝の首都として、ベトナム文化の中心地だったところ。
その王宮はゼッタイに見なければならない。
ベトナム戦争を知っている世代の人間にとっては、フエというのはベトコンが1968年のテト攻勢で激しい戦闘をしたという記憶がある。
このときに、王宮はほとんど破壊されてしまったはずだ。
天気もいいし、夜行寝台列車で身体が硬直したのをほぐすつもりで、「とにかく行くだけ行ってみよっか♪」と歩き出す。
フォン川をチェンティエン橋で渡り、戦車などが庭においてある軍事博物館を通りすぎて、フエの王宮へと到着。
ここがすごいのは、外国人の入場料が死ぬほど高いことだ。
最初は地元民用の入り口から入ろうとしたら、別の入り口を教えられる。
外国人入場料はなんと55000ドン!
1ドルが15000ドンと考えると、約500円もする…。
「これはボッタクリだなー」と、入場するのを諦めようかと思ったが、2度とくるところではないので、悔し涙を流しながら入場料を払った。
王宮の門に上って、馬鹿っぽい日本人のカップルを見つけたので、話しかけて写真を取ってもらう。
あとは、王宮の中を見たが、たいしたことはなくて、(ベトナムでの)500円の価値はなかった(涙)。
なにしろ、奥へ進んでいくと、そこは普通の人が自転車で通っているんだよ。
ということは、入り口から入らなければ、無料で入れるって事だけどね。
でもまあ、そこまで努力するほどのこともないしさ。
王宮を見てしまったので、あとは何もやることがないかも。
と、また歩いて、ホテルへ戻りました。
でもまあ、天気がよかったのはラッキーだったね。
【写真】フエの王宮の門の上にて。
【旅行哲学】フエに行けばフエの王宮を見る。いいじゃないか。文句あるか。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050214
