機内で会った女子大生さんたちと@カオサン/バンコク/タイ
日本人はとにかく心配性だ。
海外個人旅行を考えても、すぐに、海外で安い切符が買えないのではないか、現地でホテルが満室だったらどうしよう、列車の切符が取れなかったら…、一人ぼっちで友達ができなければさびしいし…。
そこで、とにかく、びっしりと旅行計画を立てる。
予約ができるところは、わざわざ日本からインターネットを使って予約を入れたり、旅行代理店に高い手数料を払って切符を買ったりする。
そして、「予約を入れたつもりだったのに予約が入っていなかった」という、もっと大変なトラブルを招くことになる。
きっちりと計画を立てて、そのとおりに旅行するのなら、自分の希望にあった、添乗員付きのツアーに参加したほうがずっと安いし、気楽だ。
ま、金持ちならば、旅行代理店に個人旅行としてすべて手配させて、現地でも出迎えを頼めばいいだろう。
でもそれでは、ちっとも面白くない。
仕事で海外へ行っているようなものだよ。
そして、計画を立てまくり、予約をしまくるというのは、海外個人旅行の自由さとは、程遠い、全く違うものなんだよね。
海外にはどこでもゼッタイに安い切符があるし、ホテルはゼッタイに見つかるし、列車の切符が取れなければ別の方法を考えればいい(ちょっと手数料を払えば切符は出てくることも多い)。
旅行自体はちょっとしたお金があれば、すべて解決する。
お金で解決しない問題は、おそらく「一人ぼっちでさびしい」ってことだよね。
実はこれも大間違いで、海外旅行に出て、世界中どこでも、同じ旅行者と出会わないことはない。
また、ほとんどすべての海外個人旅行者は、旅先で他の人と出会いたい、話したいと思っているので、簡単に友達になれる。
僕は海外旅行に出れば、かならず他の旅行者と出会って、人を集め、一緒に食事をして、ワイワイと盛り上げる。
正直、日本では、知らない人と話をする理由もないし、話しかけたらストーカーかと思われるし、わざわざ話をするだけの共通する目的もない。
ところが、海外では、互いに他の旅行者と知り合いたいと思っているし、話しかければ必ず喜ばれるし、しかも、旅行情報を交換するという目的もある。
日本で、普通の人と話をしても面白くもなんともないが、海外旅行中は、互いの旅行の話を交換するだけでとても興味深い。
どんなに話が面白くない人でも、海外旅行中は、なにか興味深い話を持っているものだ。
海外旅行中は、話をすればそれがすぐに、自分の役に立つ!
例えば、成田からエアインディアでバンコクに飛んだとき、隣に座っていた20歳の美人女子大生さん2人と、機内で友達になった。
普通ならば、そのまま、バンコクで夕食でも取ることになるのだが、彼女たちはタイ人の友達がいたので、残念ながら、それはできなかった。
ただ、翌日カオサン通りに行ったら、彼女たちから声をかけられて、楽しく話をして、写真を取ったものだ。
この話の詳細と、一緒の写真は、「大人の海外個人旅行」にたくさん掲載してあります。
日本国内だと、僕みたくなおじさんが、女子大生2人と話をするためには、女子大生のいるキャバクラで、大金を払わなければならない(もちろん僕はそんなところへは行かないけどさ)。
そういう意味でも、一人で旅に出る方がいいんだよね。
【写真】エアインディアの機内で隣同士だった女子大生さんとカオサン通りでばったり♪
【旅行哲学】旅の楽しみは、日本ではゼッタイに知り合えない人と簡単に仲良くなれること。
「大人の海外個人旅行」http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/book/treasure2.htm