「LIBERTY3 HOTEL」@ファングーラオ通り/ホーチミンシティ/ベトナム

ベトナム旅行はとにかく安く上がるのが特徴だ。
しかも、宿を捜すのにも全く苦労がない。
というのは、外国人に人気の都市間を結ぶツーリストバスに乗りさえすればいい。
そのバスが目的地に到着する前にガイドが乗り込んできて、いろんなホテルの説明をして、そのホテルまで乗り付けてくれるんだから。
または、安宿街のど真ん中まで運んでくれたりする。
どちらも、自分で安宿の場所を捜して、うろつくなんてことはしなくていいんだ♪
参考のために、僕のベトナムでの宿捜しの経験をリストアップしておくね。
中国からの国境を超えて出会った旅行者が集まって、みんなでマイクロバスを借り切って行ったサパでは、これは安宿街のど真ん中までバスが行ったので、目の前のホテルへ入っていって、部屋を見せてもらって、値段と相談して、3軒当たって決めた。
次のハノイは、駅から安宿街へ歩いていく途中で、中級ホテルとして「Lonely Planet」に載っていた「Hong Ngoc Hotel 1」に泊まった。
列車の切符が取れなくて、夜に歩いて見つけたのがやはりシングルルームだったが、これは寝るだけだったので安かったな。
フエでは、有名な日本人宿「ビンジュアン」に宿泊。
ホイアンではバスに連れられていった最初のホテルに決めてしまった。
これはちょっとまずかったんだけれど、その理由はホイアンには1泊しかしないと決めていたので、とっとと町を見たかったせいなんだ。
ニャチャンでは海岸通りに面した「HAI YEN HOTEL」だったが、これは部屋も広くて、朝食のバイキングもよくて、大きなプールも美人ウェイトレスのいるレストランもついてて、大満足だったね。
そして、ホーチミンシティ(サイゴン)なんだけれど、これは雨の降る夕方についてしまったので、とにかく早く部屋を確保したくて、2軒ばかり当たって、ドミしかないと断られて、「LIBERTY3 HOTEL」のスイートルームに宿泊した。
世界旅行者のスイートルーム体験というと、昔、ホテルオークラのペントハウスを借り切ってパーティをやった程度しか記憶にないよ。
とはいっても、22ドルのスイート(涙)なんだからたいしたことはないよ。
大きな部屋にベッドが二つあって、中央が仕切られていて、反対側に四人がけの応接セットとライティングテーブルがあるというだけなんだけどさ。
このときは、「せっかくいい部屋があるのだから、女の子に声をかけて一緒に泊まっちゃおう!」なんて思ったけどさ(笑)♪
僕はシングルルームに泊まるわけなんだけれど、ベトナムでは平均20ドルも出せば、快適な部屋に泊まることができる。
10ドルでもシングルに泊まれる。
2人でツインに泊まると、1人当たりはもっとずっと安くなる。
普通の人はベトナムにそんなに長居しないし、無理に1泊3ドル〜5ドルのドミトリーに泊まることはないと思うよ。
旅の苦労自慢で大きな顔ができた時代はとっくに終わっているんだからね。
【写真】「LIBERTY3 HOTEL」のスイートルームの内部写真
【旅行哲学】貧乏旅行を気取る時代は終わった、旅は楽な方がいいね。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050212
