明洞(myondon)@ソウル/韓国
香港から韓国へ飛んで、まずドミの安宿に泊まったが、とにかく物価が高さが半端じゃない。

ホテルも全体的に高い。
最初はシングルルームに泊まるつもりだったが、到着した夜は、何軒も当たって結局「INN DEAWON」に決める。

これは、オーストラリア以来久しぶりのドミトリー(3500ウォン)だ。
この時期100ウォンが20円と考えるので、ウォンの数字を5で割れば円になる。
つまり、ドミトリーで700円!もする(涙)。

翌日、あちこち歩いてホテルを捜す。
目をつけていたYMCAホテルも40ドルを超す値段だ(この時期6千円)。

ホテルを何軒も当たって、結局、韓国風旅館「YONG ILL旅館」(8000ウォン)のシングルに落ち着いた。
オンドルが入っていて、全体が韓国風なところは興味深いが、1600円もする…。

韓国が面白くないのは、風景が日本と同じなので、ちっとも新鮮に感じられないところ。
とにかく、ソウル一番の繁華街、明洞(ミョンドン、myondon)へ行ってみる。

別に日本と変わった感じもしない。
と思ったが、確かに日本ではありえないことが起きた。

僕が片手に地図を持って、明洞を歩くと、とたんにポン引きのおじさんが寄ってきたのだ。
「日本の方ですか?」と、日本語で話しかけられる。

「韓国のデパートガールはお給料が安いのでアルバイトしてますが、どうですか」
話がすぐにそっちへ向かう。
「いいです」と断ると、「ちょっと会うだけでいいです。イヤだったら断ってかまわないし」としつこくて離れない。
ポン引きのおじさんを振り切るために、ついうっかり、入りたくもないレストランに飛び込んで、食べたくもないウドンを食べてしまう。
新宿のキャバクラの客引きだって、相手を見て、これは無理だと思ったらあっさり引くよ。
韓国人というのは本当に、シツコイのは確かだね。
しかも、無駄にしつこい。

しつこいおじさんがいなくなって、そのあと、名所といわれる「徳寿宮(トクスン、TOKSUNG)」へ。
なんということもない、つまらないところだ。

さらに、ソウル名所の南大門を見て、ソウル駅を見る。
ソウル駅の駅舎は日本が建設したもので立派だった。

結局、何にも面白くないところだ。
宿に帰ってとっととビールを飲んで寝ました。

【写真】明洞
【旅行哲学】ソウルの中心街・明洞を歩くと、ポンビキがしつこくて離れない。