石窟庵(Sokkuram)@慶州/韓国
慶州の町の親切な観光案内所で仏国寺への行き方を聞くと、11番と12番のバスだと140ウォン、101番と102番のバスだと350ウォンで行けるとのこと。
僕は12番のバスに乗った。

仏国寺の入場料は1500ウォン、学生だと半額の750ウォン。
学生料金で入ろうと、僕の本物の国際学生証(ISIC)を見せるが、日本人だと見て意地悪をして半額にしない。

外国の学生だとダメだとか、年齢制限があるとか言っていたが、そんなはずはない。
ただ、日本人からはふんだくってやろうという考えだだろう。

この時期5月のゴールデンウィークど真ん中なので、この時期、韓国人の修学旅行や日本からのツアーで、人出が多かった。

近くのレストランで食事をすると、安っぽいちっともおいしくないプルコギ(韓国焼肉)一人前で、6000ウォンもぼったくられた。
あとで聞くと、日本人だとわかると、韓国人は焼肉にゴミや唾、フケなんかを混ぜるらしい(僕も入れられたかもしれない)から、とにかく韓国では韓国料理は食べない方がいい。

正直言うと、仏国寺はまったくたいしたことのない、みすぼらしい寺だった。
京都の寺もボッタクリだが、ボッタクルなりに歴史が感じられるが、仏国寺はちっとも感動しない。

それはそうなので、実は、朝鮮半島では、儒教を国教と定めたとたん、あちこちにあったお寺を全部自分たちで破壊してしまったのだ。
だから、壮大なお寺というものは朝鮮半島には存在しない。

この仏国寺も、現存するものは1970年以降に国が実施した復元工事によるものなのだから、歴史が感じられないのは当然だよ(笑)。

韓国人の性質として、その時期に人気のあるものにどどっと流れる。
が、別のものに人気が出ると、すぐに新しいものに熱中する。
それだけならいいのだが、現在を肯定するために、過去を徹底的に否定してしまう。

だから、儒教が流行すれば、朝鮮半島のお寺は自分たちで破壊してしまう。
日本が流行すれば、名前を日本式に自分たちからすすんで変えてしまう。

ところが、日本が戦争に負けると、韓国人も日本人と同じく敗戦国なのに、なにやら戦争に勝ったことにでっち上げる。
こういう国民だから、韓国の政権が変わるたびに、前の政権の大統領は犯罪者となる。

2005年現在は、北朝鮮ブームらしいが、つい先日まで韓国が最も恐れていたのが北朝鮮の侵略だったことは、忘れている。

でも、世界中の人が韓国人の考え方の底の浅さを見破ってしまったら、世界中から相手にされないだろうとは、思わない。
実際は、世界中で韓国人や韓国人観光客は自己中心的で、尊大で、とっくにヒンシュクを買っているのだが…。

さて、次に石窟庵へと向かう。
仏国寺から山を登ったところにあるようで、バスが90分に1本出ている。
そんなに待てないし、どうせたいしたものでもないだろうと、諦めかけるとちょうどそこへ、バスがやってきた(920ウォン)。

バスに乗って15分程度すると、石窟庵に到着。
ところがこの山の上の石窟の中にある大仏像は、これはなかなかたいしたものだった。

山の上の石でできた大仏までは、いくら朝鮮人でも疲れるので破壊しそこなったようだ。

日本人の若者と石窟庵で会って、一緒に見学をして、帰りは下り道でもあるし、仏国寺への3.2kmを歩いた(30分ちょっと)。

慶州の町へ戻り、バックパッカーが多いという「韓進旅館(Han Jin Hostel)」へ行って、面白そうな旅行者を探す。

白人旅行者などを何人か集めて、一緒に参鶏湯(Gin Seng Chiken)がおいしいという店へ行った。
ここはなかなかまともで、小さなチキンが入ったサムゲタンが4000ウォンだ。
これから比べても、昼のプルコギはぼったくっていたことがわかるね。

つまり韓国では、白人旅行者にはちゃんと対応するが、日本人旅行者からはボッタクルということだよ。
ここは韓国へ来てはじめて、まともな納得できる食事だったね。

この日もホテルへ戻ると、部屋に電話がかかってきた。
売春婦からの電話に決まっているので、電話に出ない。

しかし電話は鳴り続ける。
面白いから、放って出ないでいると、3時間くらい電話が鳴り続けだったよ(涙)。

韓国人というのは、本当にしつこいね。
韓国人のしつこさは、淡白な日本人とは絶対に合わないから、できるだけ距離を置いたほうがいい。
僕の昔からの主張だが、日本人は韓国人を無視して、付き合わないほうがいいよ。

【写真】石窟庵
【旅行哲学】韓国人は日本人が大嫌いで、性格がしつこいので、避けたほうがいい。