水師営会見所@旅順/遼寧省/中国

大連で申し込んだ旅順ツアーでは、東鶏冠山保塁、二百三高地、水師営会見所を見てまわった。
水師営とは、日露戦争で乃木将軍の第三軍が、旅順要塞で守るロシア軍と戦い、203高地を落として、最終的にロシア軍の司令官ステッセル将軍と休戦交渉を行ったところだ。
日本のインターネットには、日本の戦争関係のサイトが多いので、「水師営」なり「旅順要塞」、「ステッセル将軍」「203高地」など検索をかければ、詳しい話がいくらでも入手できます。
試してみてください。
水師営会見所の入り口に向かって左側には、レストランがあって、ここで食事を取る。
水師営の向かい側には、お土産屋があって、若い女の子が数人いて、片言の日本語で説明してくれた。
特に興味深かったのは、中国遼寧省なのに「バイアグラ」が売ってあったこと!
その横には「中国製バイアグラ」もあったよ。
僕が「どういう風に違うの?」と尋ねたら、女の子が「アメリカ製は3倍よく効きます」という答え。
面白がって写真を撮ろうとしたら、止められたけどね。
素早く撮ってしまえばよかった…。
でもまあ、旅順ツアーに来る観光客といえば、高年齢の日本人男性が多いだろうから、案外とよく売れているのかもしれないね。
僕がしつこいくらい「日本人は本当にセックスが好きなんだよなー」と書くのは、こういう風なちょっとした事実の積み重ねによるものなんだよ。
単に、頭の中でそう思ってるだけじゃないんだ。
世界中を見てきたので、日本とそれ以外の国々を、すぐに比較できてしまうんだよ。
例えば、成田空港の出発待合室横のちょっとしたキオスクにも、エッチな文庫本が売ってあるよね。
あんな小さなところでもエッチ文庫本があるってことはさ、みんな買ってるんだよ。
そんな国って、他にあると思う??
僕は英語の文章だけのエッチ本を捜してるけれど、今は米国でも見つからないよ。
それはそれとして、水師営の建物の中に入ると、流暢な日本語を話す中国人のおじいさんがいて、詳しく説明してくれる。
そうすると、日本人ならば何か買ってあげなければと思うってしまう。
僕も絵葉書を買いました。
この旅順ツアーはもともとの参加費も馬鹿高いから、遼寧省の経済にかなりの貢献をしていると思う。
遼寧省は日本企業も数多く進出しているから、対日感情も悪くはない。
卓球の愛ちゃんが遼寧省チームに入ってるのも、そういう対日感情のよさが一つの理由としてあるのかもしれませんね。
【写真】水師営会見所
【旅行哲学】遼寧省の対日感情は悪くない。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050609
