ザ・シューター極大射程/Shooter (2007)
極大射程(上) 極大射程(下) Point of Impact
今日、見てきました。
ネットのどこかに、「人が死にすぎ」という感想があったが、確かにたくさん死んだね。

マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)は肉体美だし、格好よかったが、もうすこし知的なほうがよかった。
つまり、考える部分を入れたほうが良かったかも。

面白いのは、相棒がメキシカンのFBIエージェント。
昔は、主人公が白人ならば、相棒は黒人と決まってた。

今回は、白人が主人公で、相棒はメキシカン、そして黒人が悪役に回った。
おそらくこれは、中南米系の人口が米国で増えていっているからだろう。

また、悪役は石油資本ということになってるが、これも単純すぎないかな。
ハリウッドの民主党よりの姿勢を現しているようだ。

もう少し、悪玉と善玉が入れ替わったりと、ひねりがあったほうがいいと思うんだけどなー。

まあ、最後はスカッとする終わり方なので、悪くはないよ。
もう少しマニアックにした方が、いいかも。
例えばジャッカルは特製の銃を作らせて、それを組み立てて、ドゴールを狙うんだけれども。

そうそう、エチオピアの大司教が殺されなければならなかった理由が、最後まで解明されてないんじゃ…。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/5919/1178522086/
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20070606